2011年8月8日月曜日

雑感:紙媒体→電子書籍で変わったと感じる事


電子書籍にして自分の中で変わったなと思うことが2つある。

  1. 新聞を定期的に読むようになった
  2. 新聞や書籍に関わらず、紙媒体より電子媒体の方がザクザク飛ばし読む
1に関して
就職活動だなんて言う脅威に晒されていた時分であっても、その怠惰なる性格に打ち勝つことは能わず、私は新聞を読みはしなかった。世間知らずなマヌケであったかどうかは当時の面接官のみぞ知るが、紙媒体の新聞という情報チャネルが無いとしてもwebを通して幾らでも情報は手に入れられるだろうというスタンスをとっていた。グダグダ言っているが、何よりもあのぐしゃっとする【新聞】と言う紙媒体が大嫌いだったのだ。読みにくい。汚い。

マヌケな事に私が日経新聞電子版を読むようになったのは脅威が去ってからだいぶ経てからだ。全く読む気がしなかった新聞も随分定期的に読むようになったものだ。気になった記事はEvernoteに切り取っておくなんて小賢しい事までしている始末である。WSJでもNYTでも日経でもブルームバーグでもいいがまあ読んでて楽しい。

結局のところ私が忌避していたのは、くだらないコンテンツに時間を奪われるという事ではなく紙媒体の煩雑さだったのだ。


2に関して
これは新聞に限らず本でも何でもだが、電子書籍の方が気兼ねなくとばし読みするようになった気がする。緩急をつけてポイントを抑えて読みなさいとは良く聞くもののいざ紙の本を手にとったら存外それが出来ていなかった様にも思える。
この変化は何に起因しているのかはまだ判然としていない。本は丁寧に読むべしという刷り込みでもあるのだろうか。一方、ウェブ上の情報はザクザク飛ばし読んでなんぼなスタンスでもある。この慣れの違いは存外大きいのかもしれない。

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