2012年12月27日木曜日

【雑感】今年最後のプロジェクト


約一ヶ月程度はいっていた案件の中間報告会が今日終わりました。
売上高兆円超えクラスの所謂大企業の案件は初めてでしたが、今までコンサル業界でこういう事あるよと聞いていた色々なことが起きました。

このくらいデカイ企業の本部長クラスの人は、本気で自社の方向性に悩んでいるし、大まかな問題点は把握しているけど、ここぞと言う意思決定が出来ない(決断するに足りる分析、洞察などが足りていない)状況にあると言う事を実感しました。

また、何回かの経過報告会の中で経営企画の方が、私達があなた方に求める事は『当社の常識が業界の非常識となっているポイント』(=勝ち組の勝ち方から乖離してしまっている所)を第三者として指摘する事と言ったことは、働き出す前からコンサル業界あるあるとして聞いていた事であり、ある業界に所属しながら自社を客観的に評価することは本当に難しいんだなあと実感しました(消費者として、うはッwwwこんな製品いらねーって出す前に気づけよwwwとか言うのは容易いですが…)

自分の事に引き戻すと、徐々に市場動向の分析や競合財務分析など計数的なセクションをザラッと投げてもらえるようにはなってきています。とはいえ、まだまだ数値のミスや推計の仕方の詰めなど反省点ばかりで、特に一個ランクうえの若手の先輩には細部にわたってフォローをして頂いて頭が全く上がらなすぎて地面にのめり込んでいる程です。

研修が終わって働き出してから凡そ半年程度が経過しましたが、ここいら辺で何が出来るようになったのか、何が出来ないのか、何をしたいのか、その辺を年末に棚卸出来たらと思います。