Ch7,8でGMMをさらっと復習してCh10,11でパネルの基礎をラーニング
■動学的パネルの理論習得に着手
第2章の定常な動学的パネルデータ分析で Difference GMM やら System GMM やらをラーニング
Baltagiさんの動学パネルの章をつまみ食いしつつ。
■元論文にもあたってみる
Difference GMM はこちら
Arellano and Bond (1991)
"Some tests of Specification for panel data: Monte Calro evidence and an Application to Employ Equations"
http://restud.oxfordjournals.org/content/58/2/277.short
System GMM はこちら
Blundell and Bond(1998)"Initial conditions and moment restrictions in dynamic panel data models"http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0304407698000098
■stataの動かし方を簡単にラーニング
初動をマスターするにはこれがピカイチだよね
お金を出したくない方はこんな物も落ちているからネットって素晴しい
ネコでもわかるStata入門
(PDF) http://www.econ.hit-u.ac.jp/~bessho/paper/02/stata1.pdf
■では、取りかかろう
過去記事:"Microeconometrics Using Stata, Revised Edition が激しく便利すぎる件"
http://cltt-newtabs.blogspot.com/2011/10/microeconometrics-using-stata-revised.html
System GMM に関しては過去記事のリンクなんかを参照
過去記事:"System GMM推計まとめ"
http://cltt-newtabs.blogspot.com/2011/12/system-gmm.html
特に How to do xtabond2 なんかは分かりやすいかな。
てな訳で、これでだいたいざっくりと理論とstataの運用の最低限な所はラーニングできたのだろうか。もちろん、実証分析で知っておくべき基本的な所はしっている様な前提でだけどね。誰かの参考になればいいな~
さあ、貴方も明日から楽しい実証らいふ。
■例えば
東大の澤田先生がRIETIに援助と経済成長に関する実証分析でSystem GMMを使っている論文があるので覗いてみてもいいかも。
"援助氾濫と経済成長:クロスカントリーデータによる分析"
http://www.rieti.go.jp/jp/publications/rd/013.html
本当に参考になりました。こういう動学パネルに向けての実践的な手引きがあんまりなかったので非常に勉強になります。
返信削除yutaw さん
削除お役に立てたようで幸いです。
私もGMM-SYSによるパネルデータ分析を独学で始めていますが、参考になりました。
返信削除私はgretlを使っていますが、やはりSTATAの方が優れているでしょうか?
Rのplmパッケージは、操作変数の設定に困難を感じています。