http://www.ted.com/talks/lang/ja/malcolm_gladwell_on_spaghetti_sauce.html
素晴らしいプレゼンだった。
食品業界から『最高』のパスタソースは何か?というテーマで調査を依頼されたハワードがこの問題に取り組むことで得た教訓が紹介される。
結果から言うと『最高』のPasta Sauceなんて存在しないが、『最高』のPasta Sauce"s"は存在するって訳だ。
彼は人々の選好の多様性を重視した。
最高に旨いって思われるペプシの糖度って何だ?って考えて糖度を変えたペプシを沢山の人に試飲させて評価させる。仮説じゃ正規分布の様に一番旨いはずの糖度に人気が集まるはずだったが、データは驚くほどRandomだった。多くの人に受ける『最高に旨い糖度』なんて存在しなかった。トマトソースだって同じ話だ。
じゃあどうするかって?
たった一つの味、製品でUniversalに受けるなんて発想を辞めることだ。
今、僕達がスーパーにいって眼前に広がるのは非常に多様な商品群だ。いろんな味のパスタソース。塩っぱい、酸っぱい、薄い、濃いetc
たった一つの味で皆に受ける事を目指すのを辞めることだ。多様なセグメントごとに多様な味を提供することだ。
今ですら当たり前の概念だが、2,30年前はそうではなかったんだなあと関心。
他にも、人々は本当に自分が何を欲しているか分かっていないから彼らに欲しい物を聞いても革新的なものは生み出せないって話とかもされてるけど、それは動画でよろしく。
あートマトパスタ食いたくなってきた。
0 件のコメント:
コメントを投稿